お知らせ

2023年11月13日
新規就農者、第2号が誕生しました。
2023年09月04日
新規就農者、第1号が誕生しました。
2023年06月07日
第3年度定時社員総会が開催されました。
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全酪アカデミーの思い

全酪アカデミーの思い

戦後、日本国民の栄養改善、国民の食生活の豊かさの象徴ともなった牛乳・乳製品。

毎日、安心・安全の牛乳を日本中の家庭に届けられる仕組みをつくったのは、酪農家たちです。

今、その酪農家が急激に減っています。
酪農を取り巻く情勢に加えて、少子高齢化の影響もあるようです。

このままでは、牛乳が飲めなくなってしまうだけではありません。

酪農産業は多くの雇用を支えていますから、酪農家がいなくなると、「まち」の人口が減少してしまい、社会生活の維持が困難になってしまいます。

この課題は地域に限った話ではありません。「日本全体の課題」です。

都会にも自然が好きだ、牛の居る生活をしたいという若者がたくさんいます。
気持ちが落ち込んでいる酪農後継者も、新規就農者が入ると気持ちが明るくなります。

われわれ、全酪アカデミーは、酪農をやりたい人材を探し、「プロ」の酪農家に育て上げ、
最適な地域とのマッチングを通し、

日本のサステナブルな「酪農の未来」に貢献します。

全酪アカデミーの酪農就農サポート


全酪アカデミーでは、研修生として牧場で働くだけではありません。3年後、酪農家になることを見据え、牛の生理学や栄養学、搾乳機器や農業機械の操作など、実践的な知識や技術を身に付けてもらいます。

それと並行して、就農コーディネーターと希望する就農候補地の視察を行い、行政機関や関係団体、地元の方々との交流を通して関係づくりに努めます。

就農候補地の事業継承は、牧場の経営・資産・知的資産を引き継ぎます。難しい事務手続や交渉については、賛助会員や有識者などを交え、譲渡側、譲受側の双方に不利益がないよう丁寧に進めます。

1⃣迷わず最短。酪農就農までのプロセス

*全酪連:酪農専門農協の全国連で、正式名称は全国酪農業協同組合連合会です。本事業の正会員かつ業務委託先となっています。
*第三者継承:酪農業の経営移譲を希望する方が第三者(家族以外の人)に経営や資産を継承することです。
*賛助会員:本事業に賛同する全国各地の酪農協・農協などで、人材発掘、契約農場、就農候補地、就農者受入体制の整備を行います。

1⃣迷わず最短。酪農就農までのプロセス

  • 01入職
    まずは酪農という仕事について知ってもらいます。採用担当者と面談を行い、その後採用試験を行います。
  • 02研修
    入職後はプロの酪農家になるための研修を行います。
  • 03準備
    酪農をスタートするには牛、牛舎、酪農機械などがなければなりません。これらをゼロから準備するには莫大な資金が必要となります。全酪アカデミーは第三者継承を念頭に希望に沿った就農をサポートします。
  • 04就農
    就農後は地域の酪農協・農協(賛助会員)の組合員として、生乳出荷や生体出荷を通して生計を立てます。

 

2⃣手ごたえを実感。最高の研修環境

教育カリキュラム(Ⅰ期、Ⅱ期、Ⅲ期)

▶体験・経験を就農に生かす
□生乳取引
□組織
□畜産経営
□牧場作業
□堆肥・敷料
□自給飼料生産
□建築物
□畜産関連法
□飼養管理

研修施設

▶酪農技術研究所(全酪連関連牧場)
搾乳頭数 約32頭、育成牛 約20頭、タイストール、パイプラインミルカー、圃場面積10ha

▶若齢預託矢吹牧場(全酪連関連牧場)
在場頭数 約450頭、カーフハッチ、哺乳ロボット

 

▶若齢預託熊本牧場(全酪連関連牧場)
在場頭数 約400頭、カーフハッチ、哺乳ロボット

3⃣退職後の生活の安心。研修中の給与支給

全酪アカデミーは牧場で働きながら知識や技術を身に付けます。「入学金」や「授業料」などの学費は一切かかりません。会社にお勤めの方が退職後も安心して酪農就農を準備できる体制を整えています。

▶給与 月給210,000円~(夫婦での採用の場合、月給420,000円~)
▶休日 4週4休(農場研修は月23日程度)
▶有給休暇
▶借上住宅
▶通勤手当
▶社会保険
▶資格試験(農業機械の免許など)の支援

組織概要

名称
一般社団法人 全酪アカデミー
事業所
〒151-0053 東京都渋谷区代々木1丁目37番2号(全酪連総務部内)
設立
2021年8月2日
目的
国内酪農を持続可能な産業として安定させるために、全酪連関連牧場施設や賛助会員組合員の農場等を活用し、飼養管理技術、酪農経営などの就農支援プログラムをもって、酪農就農や牧場従事等を志す担い手を育成し就農に結び付けることを目的とする。
事業内容
新規就農希望者等の人材発掘に関する事業
新規就農希望者等の人材育成・確保に関する事業
契約農場での従事に関する事業
新規就農希望者の就農先へのマッチングに関する事業
担い手確保のための受入体制の整備に関する事業
経営継承の手法及び経営計画作成の支援に関する事業
賛助会員の新規就農事業に関する支援などの事業
酪農業に関する広報活動及び調査研究に関する事業
役員
理事長   北池 隆 (全国酪農業協同組合連合会 代表理事専務)
理 事   佐藤 弘 (全国酪農業協同組合連合会 常務理事)
理 事   岡田 征雄 (一般社団法人 全国酪農協会 常務理事)
正会員
全国酪農業協同組合連合会
一般社団法人 全国酪農協会
賛助会員
熊本県酪農業協同組合連合会
静岡県開拓農業協同組合連合会
大阪畜産農業協同組合
赤城酪農業協同組合連合会
中春別農業協同組合
東毛酪農業協同組合
酪農とちぎ農業協同組合
茨城県酪農業協同組合連合会
茨城北酪農業協同組合
宮崎県経済農業協同組合連合会
士幌町農業協同組合
榛名酪農業協同組合連合会
標津町農業協同組合
大山乳業農業協同組合
富士開拓農業協同組合
ハイクオリティミルク農業協同組合
鹿児島県酪農業協同組合
新潟県酪農業協同組合連合会
おかやま酪農業協同組合
香川県西讃酪農農業協同組合
愛媛県酪農業協同組合連合会
宮崎県南部酪農業協同組合
兵庫県酪農農業協同組合
沖縄県酪農農業協同組合
大分県酪農業協同組合
広島県酪農業協同組合
福島県酪農業協同組合
防府酪農農業協同組合
山口県酪農農業協同組合
徳島県酪農業協同組合
佐賀県農業協同組合
ふくおか県酪農業協同組合
栃木県酪農業協同組合
岩手中央酪農業協同組合
長崎県酪農業協同組合連合会
山形県酪農業協同組合
みやぎの酪農農業協同組合
美濃酪農農業協同組合連合会
山梨県酪農業協同組合
特別会員
一般社団法人 中央酪農会議
一般社団法人 家畜改良事業団
一般社団法人 日本ホルスタイン登録協会
一般社団法人 日本草地畜産種子協会
公益社団法人 畜産技術協会
オリオン機械 株式会社
一般社団法人 酪農ヘルパー全国協会
機構図
年間行事予定
アクセス
JR山手線代々木駅北口、都営大江戸線代々木駅より徒歩2分、小田急小田原線南新宿駅より徒歩3分

 

研修生の紹介


第3期生 前田 達弥 さん (26) 静岡県出身

前職は印刷会社勤務でした。昔から大動物の仕事がしたいと思っており、そのときに全酪アカデミーに出会ったのがきっかけでした。将来は家族経営の規模を目指し、長命連産を目指し、1頭1頭を大切にする経営をしていきたいと思います。

第3期生 前田 ヴィオリスカ さん (24) 静岡県出身

前職は保育士でした。主人と同じで動物が好きなこともあり酪農を目指そうと思いました。粗飼料価格が高騰していることなども考え、放牧酪農にもチャレンジしていきたいと思います。

第3期生 髙橋 帆乃佳 さん (27) 埼玉県出身

前職は全酪連で購買推進業務を担当していました。酪農情勢はかなり厳しい時代になっており、自分に酪農ができるのかと不安もありましたが、酪農への憧れを止めることはできませんでした。就農した際には、夫婦2人で経できる規模で、作業動線を考えたシンプルな営農を目指したいと思います。

→2023.11.1 新規就農(福島県東白川郡塙町)

第2期生 佐々木 真理子 さん (32) 神奈川県出身

全酪アカデミー入社の決め手は、全国の就農候補地から就農地を選択できるところです。研修では、繁殖管理や哺育管理を学び、牛にも人にも優しい立派な酪農家を目指したいと思います。前職が営業職だったこともあり、人と話すことは得意です。就農後にはチーズやヨーグルトなどの6次化産業にも挑戦したいと考えています。

第2期生 佐々木 雄太 さん (33) 愛知県出身

前職は妻と同じ営業職でしたが、仕事柄さまざまな生産者と出会うなかで、自分自身も就農したい気持ちが強くなりました。就農希望地は関東周辺を検討していますが、条件のよい就農地があれば、可能性を広げていきたいと考えています。就農した際には、夫婦で営農ができる50頭規模の酪農経営を目指します。最後まで、楽しむ気持ちを忘れずに頑張ります。

第2期生 髙橋 純真 さん (28) 埼玉県出身

全酪アカデミーでは繁殖管理を中心に学んでいきたいと思います。就農希望地は関東周辺を考えていますが、全国にも視野を広げていきたいと考えています。飼養形態についてこれから検討しますが、現段階では中小規模のつなぎ牛舎で経営することを考えています。これまでお世話になった酪農家や関係者の力を借りながら、誰でも気軽に立ち寄ってもらえるような面白い牧場を目指していきたいです。

→2023.11.1 新規就農(福島県東白川郡塙町)

第1期生 小久保 海 さん (35) 北海道出身

全酪アカデミーの従業員として雇用され、安心して研修できることが一番です。 1年目は育成や搾乳の基礎研修と座学研修、2年目の現在は 実践研修で充実した日々を過ごしています。 酪農家になるため、これからも努力していきたいと思います。

→2023.9.1 新規就農(熊本県阿蘇市)

■資料請求・研修希望・賛助会員募集

電話
03-5931-8070(平日 09:00~17:30)
FAX
03-5931-8020
Email
zenraku_academy@zenrakuren.or.jp
担当
炬口・板倉・和田 (全酪連 総務部 酪農を支える人材育成課)