山田牧場を継承し、令和6年11月に新規就農を果たしました。
もともと非農家であった二人は、前職で畜産農家とかかわるうちに、自分たちの中に『牛飼いになりたい』という夢が芽生えて
アカデミーの門を叩きました。
山田牧場から経営継承希望の話が賛助会員であるふくおか県酪農協を介して届き、『牧場と言うと人里離れた場所をイメージしますが、
山田牧場は街まで車で10分ちょっと。とても暮らしやすそうなところも魅力でした』と真理子さん。
雄太さんは、『30頭規模で自給飼料も作られている。二人でまず始めるには、このくらいがちょうどいい規模だと思っていた』と。
雄太さんは今後の目標を『今の規模を維持しつつ、確実に自給飼料を作りながら経営を回していくことが、今は一番』とし、真理子さんは
『30頭めいっぱい搾り、乳量を増やして早く軌道に乗せて、借金を一日でも早く返したい。』と笑顔で語っています。
経営を引き継ぐ佐々木さん夫妻(左)と 全酪アカデミー北池理事長(当時)(右)